「セツ先生を忘れない」展というのに参加します。
7人のグループ展です。
それぞれ4点出す予定。
そのうち少なくとも1点は長沢節にまつわるものを描く事になっています。
阪口笑子さんプロデュース。
画像のDMの絵はごとうえみこさんです。
私がセツ・モードセミナーに通っていたのはもう30年以上前の事。
長沢節は残念ながら1999年に亡くなりましたが、
私が入った1984年ごろはまだ、セツ先生は生徒と一緒にデッサンしてました。
あの頃もう60代後半だったと思いますが、背筋をピンとのばしてサラサラっと描き上げ、後ろに下がってところどころ色をつけ、その絵をみんなに見えるように黒板に貼って居なくなります。
生徒たちは休憩時間の間にその絵をしげしげと見て勉強するわけです。
私などはセツ先生を見かけると緊張していましたが、先生と親しい生徒も中には居て、その生徒のタバコを取り上げて吸ったり、耳たぶを引っ張ったり、ちょっかいをだしていました。男の子でも女の子でも痩せてる子が好きだと公言していました。
私がセツ先生と緊張せずに話しが出来るようになったのは卒業してから大分たってからです。
セツ・モードセミナーに行ったことが無い人には興味のない展示かもしれませんが、それぞれ3点はオリジナルの作品だと思うので、見ていただけるとうれしいです。
というわけで詳しいことはギャラリー自由が丘のページでご確認下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿