2010年6月9日水曜日

押しかけ探偵


この本は装画担当です。
デザインはテンフォーティー(豊島昭市)さん。
講談社の文庫です。
リース・ボウエン著・羽田詩津子訳。
赤毛の女の子がニューヨークで探偵になる決心をする話。
実際に事件に巻き込まれていきます。
時は1901年!
女性はまだコルセットを付けているのが一般的。
探偵なんてありえないのですが、いいんです。目指すんです。
あと、主人公のモリーはコルセットを付けない。
で、結果的にニューヨークの進歩的な人たちと友達になります。
この辺の描写が面白かった。
マティスの時代。
下宿先のトルコ趣味。
トルココーヒーを飲みたくなった。
で検索しました。
トルココーヒー Wikipedia

2010年6月8日火曜日

迷産時代


イラストレーションとデザイン両方やりました。
著者は宇佐美游さん。
内容はまさしく「迷産」で
産むことにまつわるそれぞれの女性達の悩みや迷いが6話。
なので、編集者とも話し合って、表紙は3人にしました。
それぞれ、別の方向を見ている女たち。
優しさと強さと決意。
そしてまた歩き出す。
とか、思いながら描いてみた。
思っただけですが。