2009年4月28日火曜日

宴会にて


宴もたけなわですが
暑いから会場出てきちゃった
一緒に出てきた生き物
なんだろう
堅そうだ
なんか
開けてるけど
どこいくの
お茶行くなら
ご一緒しましょう
もう少し
お酒
飲みませんか
その甲羅
ちょっと
よく
見せて

2009年4月17日金曜日

リターン・チケット




これいいです
自分が装画を描いたからという訳だけでなく
話に引き込まれて
酔います
ネタバレになるので
あんまりなんですが
あああああ
もったいない
最後はそう思う
もっと ロマンス
私に仕掛けてきて〜
言ってくれればぁああああ
アラフォー必読
他の世代もぜひ
男子も
もてるとはなにか
学べるかも
絵はぐるっと巻いてます

2009年4月10日金曜日

ススキノエッセイ


東直巳さんのススキノエッセイ
「酔っ払いは二度ベルを鳴らす」2005年6月初版
ススキノエッセイとはどういう意味かというと
札幌在住の著者がススキノで飲んで見聞きしたことを書いたエッセイという意味です
もともと北海道新聞に連載されていたコラム
一話一話短めで非常に読みやすいです
酔っていることによって起こってしまう
様々な失敗や笑い
あるあるという話が満載
このシリーズは3冊あって
「さらば愛しき男と女よ」2006年1月初版

「札幌深夜プラス1」2006年10月初版

夜の街に出て
街の中を歩き
店に入って飲む
という感じで関連付けて描きました
タイトルは全部ミステリー小説のもじりになっています
もちろん「酔っ払いは二度ベルを鳴らす」は
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」のもじり
この話は三度映画化されているそう
私はジャック・ニコルソンとジェシカ・ラングのやつだけ見たことがある
ジェシカ・ラングがものすごく魅力的だった
おかっぱのソバージュにしようか本気で考えた
若気の至りを思い出す

2009年4月8日水曜日

テジナーニャ


ざわざわざわざわ

えーはじめまして
総務課の藤田です
去年入社です
えーきょうは
ご挨拶がてらに
手品をひとつ
ご披露いたします
ここにからっぽの筒がふたつあります
何も入っていないことをお確かめ下さい
はい
はいこちらも
この中に水を入れます
はい入れました
すると
あら不思議
何も入っていません
はい
はいこちらも

やべー
ちょっと出ちゃった
あー
それでは
お次の方どうぞ

ざわざわざわざわ

2009年4月7日火曜日

アナトーリとぼく


早川書房SFマガジンの増刊号「ストレンジ フィクション」(豪華執筆陣)の中の「アナトーリとぼく」という話に絵を描きました
上の絵は、熊で語り部であるミーシカという熊をまんなかに、主人公はロシア貴族なので、シャンデリアのある大きな部屋を描いた扉絵
下は「戦争と平和」の登場人物が沢山出てくるので人物をわざと一緒の画面に均等に並べた二枚目です
やはりまんなかに熊

全体的にひらがなとカタカナだけで書かれた文章で
私は「戦争と平和」を読んでいませんが
読んだ人なら
なるほど
と膝を打つのかも
なんといっても語り部が熊なので出来事がとても簡潔に簡単に書かれています
「戦争と平和」ってすごく長くて登場人物も500人越えらしいので読もうにも覚悟が必要
wikipediaでだいたいの所は調べたんだけどここ
ナポレオンと聞いて
ブランデーが真っ先に出てくる私には敷居が高い
とはいえ「戦争と平和」のあらすじとは少しずつずれていく
同じ話じゃありません

絶賛発売中

ちなみに「ストレンジフィクション」というのは新しいSFのジャンルみたい
これはちらっと調べただけ
違っていたらごめんなさい

*本文中熊の名前が「アナトーリ」となっていましたが、これは主人公の名前で、熊は「ミーシカ」でした。ご指摘を受けて2009/04/30に訂正しました。

2009年4月6日月曜日

千鳥ヶ淵


日曜日
千鳥ヶ淵に行ってきました
ここは地面に座るのが禁止なので
行って
帰ってくる
だけです
ボートにのるためには
ものすごく並ばなければならず
毎年断念
歩くのも
たいていの人は良い場所で写真を撮りたいので
スムーズには進めない
ところどころ警察官がいて
立ち止まらないでください
こんなところで止まっても
先は長いです
500メートルはあります
と人々を誘導しています
しかし
なにやらいろんな国の言葉も飛び交い
当然その人たちには意味不明
結局
のそのそ
とまる
の繰り返し
でも
桜にすっぽりつつまれて
ぼうっとしているので
かえっていいかも
江戸時代の人たちも見たのか江戸城の桜
などと言いながら靖国神社へ
桜の下に屋台が出ていて
いすに座って花見が出来る
お好み焼きを一枚食べて帰りました
500円
たまごふたつ入ってたけれど
どうなんだ
こんなもんなのか